2021年の電通の調査によるとインターネット広告費が4大広告費(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)を越えました。
日本ではますますインターネット広告の需要が高まっていくと思います。
インターネット広告の中には、無料でできる広告と有料でできる広告があります。
有料のWEB広告の中にも安価なものもあり、選択肢は様々です。
では、無料の広告と有料の広告の違いはなんでしょうか。
ビジネスをはじめる際に、初期費用やランニングコストは抑えたいと考えるのは当然です。
今回は、無料と有料のWEB広告の違いについて解説していきます。
無料でできるWEB広告とは
無料でできるWEB広告は、大きく2つがあります。
- 自社サイトをSEO対策して上位表示
- Googleビジネスプロフィール
自社サイトをSEO対策して上位表示
GoogleやYahoo!の検索ツールで上位に表示させる方法にSEOという手法があります。
サイトがユーザーにとって検索意図が反映されている内容であれば上位表示させることは可能です。
しかし、検索キーワードが人気のワードだと上位表示はかなり難しくなってきます。
検索上位に表示させることができたとしてもGoogleのアルゴリズムが定期的に変更されるので、変動が激しいというデメリットがあります。
ニッチな領域のビジネスをされている方や「○○駅 美容院」などの狭いエリアに絞り込んだキーワードであれば上位表示できる可能性は高まります。
また、キーワード検索して情報を集めている方は、商品の購入率や利用率が高まる傾向があります。
皆さんの日常に置き換えて考えてみてください。
「大元駅 おすすめ ネイルサロン」
場所+おすすめ+ネイルサロンという組み合わせで検索しているユーザーは、近々でネイルサロンにいきたい方です。
近々にネイルサロンにいきたいユーザーに向けたSEO対策を行うことで大手の広告メディアに広告を出さなくても集客を期待することができます。
当社では、広告費を抑えたい企業様向けでSEO対策のコンサルティングも行っています。
有料のWEB広告とは異なり、クリック毎に課金される心配がありません。
広告費を抑えながら集客をしていきたいクライアント様には、今でもSEO対策をおすすめさせていただいています。
SEO対策を実施するには向き、不向きがあることを知っていただいた上で運用していただくのがおすすめです。
Googleビジネスプロフィール
GoogleビジネスプロフィールはMEOとも呼ばれていて、Googleで上位表示させるためには有効な手段といえます。
Googleビジネスプロフィールで店舗情報を細かく入力することで検索上位に表示させることはできますし、Googleマップ内で検索することも可能になります。
MEOとはマップエンジン最適化のことを指しています。
GoogleではGoogleマップを沢山に方につかっていただきたいので、Googleビジネスプロフィールに登録されたクライアント様もGoogleマップ内に表示させて、検索した際に上位表示させる取り組みを行っています。
当社では、広告費を抑えたい企業様にSEO対策と合わせてGoogleビジネスプロフィールをご紹介させています。
デメリットとしては、店舗を持たないビジネスをされていたり、訪問型のビジネスには向いていないというデメリットがあります。
飲食店や美容院などの店舗ビジネスではGoogleビジネスプロフィールは有効ですが、効果が得られにくいビジネスもあることを知っていただたほうが良いと思います。
無料でできるWEB広告はSNSとの掛け合わせで効果を発揮することがあります。
SEOで上位表示することが難しくても自社サイトをSNSで拡散しておくことでアクセスは集まります。
SEOはあくまで手段の一つと考えて、SNSを伸ばす工夫をしてみるのはおすすめです。
有料でできるWEB広告とは
リスティング広告
有料のWEB広告で代表的なのがリスティング広告です。
リスティング広告には2つの種類があります。
- 検索連動型広告
- ディスプレイ広告
検索連動型広告
検索連動型広告とはユーザーが検索したキーワードと連動して広告を表示させる方法です。
検索連動型広告は、すでに検索したい商品やサービスが決まっている顕在化したニーズにアプローチする方法としては有効です。
検索連動型広告の特徴は3つあります
- 1、好きなキーワードを自分で選んで設定できる
- 2、クリック課金なので広告予算を設定しやすい
- 3、クリック単価を自分で設定できる
検索連動型広告を出す場合の注意点
検索連動型広告を出す場合、一定数以上の検索ユーザーがいることが必要です。
検索されないキーワードで有料広告をだしてもヒットしてもらえない可能性が高いので注意が必要です。
人気の検索ワードだとクリック単価が高くなるので、広告費用がかさむというデメリットもあります。
人材紹介など人気のワードなので、「渋谷 人材紹介」というキーワードで広告を出す場合は、アクセスは集められますが、その分、広告費用も出てしまうので注意が必要です。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告のわかりやすい例としては、Yahoo!のサイトのトップ画面にバナーを出す方法があります。
ディスプレイ広告は、潜在的ニーズに訴求することができることです。
買うつもりじゃなかったけど、広告をみて興味がでた層に商品を買ってもらうことができます。
新商品の発売などではディスプレイ広告を使って商品の認知度を高める方法がおすすめです。
ディスプレイ広告のメリットとしては下記の3つが挙げられます。
- リマーケティングができる
- 類似ユーザーに訴求できる
- 画像や動画で集客できる
- 細かいターゲット設定ができる
リマーケティングができる
ディスプレイ広告ではリマーケティングができるのが特徴です。
何らかのきっかけで自社HPに訪れた人や自社製品を購入した人を追跡することができます。
このためただ闇雲に広告をだすのではなく、購入確率の高いユーザーに広告を出せるという特徴があります。
類似ユーザーに訴求できる
リマーケティングによって、購入確率の高いユーザーを追跡し、さらに購入確率の高いユーザーと類似したユーザーに訴求することができます。
自社製品を購入したユーザーと類似の特性をもっているユーザーに訴求することで購入やアクセスを増やすことができます。
画像や動画で集客できる
SEOはキーワードによってユーザーにアプローチするのに対して、ディスプレイ広告は画像や動画で広告を出すことができます。
視覚的にアプローチすることができるので、サービス内容も伝えやすい特徴があります。
細かいターゲット設定ができる
ユーザーの年齢や性別を属性から絞り込んで、広告を出すことができます。
ユーザー層を絞らずに広告をだす場合、広告費が高額になるだけで売上には反映しないことが多くなります。
自社の商品やサービスの特性、キャンペーンの内容をしっかり踏まえて、ユーザー属性を設定できれば費用対効果を発揮できるのが特徴です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
WEB広告の無料と有料の違いについて解説させていただきました。
無料だからいい場合と有料だからいい場合があります。
無料広告には、SEO対策とGoogleビジネスプロフィールが有効です。
SEO対策は年々難しくなってきていますので、広告費用を出して上位表示させることも考えてみてください。
無料で広告を出して成果を出す場合は、SNSとの掛け合わせをすることがおすすめです。
SNSのアクセス数を伸ばすことで、SEOで上位表示できなくてもアクセスを集めることができます。
有料で広告を出す場合は、ユーザー属性を意識して、費用対効果を意識した取り組みが重要になってきます。
ただ闇雲に有料広告を出してしまうとアクセスだけが増えて、売上を伸ばせないことになりかねません。
アクセスが増えれば増えるだけ、広告費用が発生してしまうので、WEB広告を出す際には戦略を立てることが需要になってきます。
当社では、クライアント様のビジネスモデルに合わせて最適なWEB広告のプランをオーダーメイドでご提案させていただきます。
WEB集客でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
初回無料で、ご相談を承っております。
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